つい食べすぎてしまう方へ
ついつい食べ過ぎてしまう食生活が続くと、栄養素の過剰摂取になっているかもしれません。消費しきれずに余ってしまって、エネルギーは脂肪となって蓄積され、生活習慣病の原因となってしまいます。そんな方は食事量の見直しをすることも大切ですが、食事内容の見直しをすることもおすすめです。この記事では、食べすぎによって起こる肥満の対策、また食べすぎた後に実施するダイエット時におすすめのサプリなどを紹介します。
肥満の原因と対策
肥満は、食べすぎや運動不足など日々の生活習慣が大きく関係しています。食べすぎや運動不足を解消することで、肥満を対策できるのです。
肥満の原因・メカニズム
肥満の原因は、人体にある白色脂肪細胞が脂肪を蓄えて膨らむというメカニズムが関係しています。人類には、「食べ物からエネルギーを摂取・脂肪に変換して身体に溜め込む」という飢餓を防ぐための性質があります。しかし現代人においては、運動・睡眠不足によって摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、脂肪の蓄積・肥満につながるのです。
肥満の対策
肥満を防ぐためには、摂取エネルギーを減らして消費エネルギーを増やすことが重要です。栄養バランスのとれた食事と有酸素運動を取り入れ、生活習慣を見直しましょう。また長期間・多量の飲酒は、インスリンの分泌量を低下させ、2型糖尿病(インスリンが不足した場合に発症する糖尿病)のリスクが上昇します。そのため、適度な飲酒を心がけることも大切です。
ダイエット時に必要な栄養を選ぶポイント
食べすぎが原因で体重が増加し、ダイエットを考える人は少なくありません。ダイエットの方法には「食事の見直し」「有酸素運動」などがありますが、食生活の見直しも1つの手です。食生活を見直す際は、ダイエットスタイルや目的に合ったものを選びましょう。絶食や特定の栄養を抜くダイエットでは、普段の生活に必要な栄養も不足してしまい、体調を崩す原因になったりもするので、生活リズムに合わせた栄養を選ぶのが大事です。例えば、普段から運動している人、食事制限が苦手な人などそれぞれ必要な栄養が異なるので、自分にあった食生活・栄養を摂取することがおすすめです。
食事制限が苦手な人
食事制限が苦手で食べすぎてしまう人には、食材の食べ合わせ・栄養の摂り合わせを意識するといいでしょう。糖質と相性のいいサラシア・ギムネマや、脂肪と相性のいいキトサン・リボサンウルトラなどがおすすめです。食事制限が苦手な人以外にも基礎代謝の低下・ホルモンバランスの乱れが気になる、40代以上の方にも食材の食べ合わせ・栄養の摂り合わせを意識することはおすすめです。
普段から運動している人
エネルギーを消費する基礎代謝の向上ができると、運動によるダイエットの効果も大きくなることが期待できます。基礎代謝は年齢を重ねるごとに落ちていくため、関連する栄養素を摂取することが大切です。これら栄養素の代表例としては、イソフラボンやカルニチンなどがあります。特に30代以降の筋肉や基礎代謝が低下し始めると同時にそれらの栄養素も不足しがちなため、おすすめです。
便通が気になる人
便秘は痩せにくい身体を作ると言われています。便秘になると腸内の悪玉菌が増殖していき、腸内環境が悪化していきます。すると、食事として摂取した栄養素がうまく吸収されなくなります。これらは血行不良の原因になりますので、結果として痩せにくい身体になります。食べすぎてしまう人で便秘の人は、まず便秘解消することがおすすめです。たまった便がでるだけでも、体重減少・ぽっこりお腹の解消が期待できます。食物繊維は整腸作用が期待できる栄養素の代表例です。特に20代は新生活などを迎えることによって食生活の乱れ・腸内環境の悪化が心配される年代です。腸内環境を意識した食事をとり、必要に応じてサプリメントも活用してみてください。
参考:
https://www.kenei-pharm.com/ebenpi/column/column_31/
サプリメントの形状
サプリメントの種類はさまざまですが、形状にも違いがあります。代表的な錠剤やカプセルのほかに、吸収性がよい粉末やリキッドタイプもおすすめです。ただしサプリメントを選ぶ際に重要なのは、形状ではなく「続けやすさ」です。定番の錠剤やカプセルが習慣化しやすい、粉末を料理や飲み物に混ぜて摂取するのが向いているなど、自分が飲みやすい・継続しやすい形状を選びましょう。
サプリメントの選び方
サプリメントは体内に入るものなので、安心できるサプリメントか否かを確認すべきです。GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)工場で製造されている、特定保健用食品(トクホ)・栄養機能食品の表示があるサプリメントであれば安心できます。また食べすぎを気にしてサプリメントを購入する際には、成分表示をしっかり読む・添加物が入っていないか否かを確認しておくことも大切です。
サプリメントの飲み方
サプリメントは医薬品ではないため、飲むタイミングに細かい指定がありません。サプリメントに記載された「1日あたりの摂取量」「飲むタイミング」などの飲み方を守って服用しましょう。ただし、飲む前にはパッケージの注意書きを確認することも大切です。